マイナンバー制度を簡単に説明します。

マイナンバー制度とは行政運営の効率化、公正な給付と負担の確保、国民の負担軽減と利便性の向上の大きく三つの目的で国民全員に重複しない番号を付けていろんな役所が持っている個人情報と紐付けして活用しようという制度です。

 

役所側から見ればいろんな役所の間で個人情報を確認する手間や事務の重複が削減されて効率化がはかれるようになります。

 

国民側にとっては役所での手続きが簡単になることや個人の所得や資産を正確に把握することで社会保障の不正給付や税金の申告漏れを防ぐことにつながります。当初は役所だけでの運用となりますが、徐々に金融機関をはじめ、民間での利用が予定されています。

 

国民にとってのメリットは役所を利用する時の利便性に限られていますが、役所側のメリットは今後考えられるマイナンバーの活用範囲を含めると非常に大きいものになるでしょう。一方国民にとってのデメリットというかあまり嬉しくないことは、マイナンバーが銀行や証券会社の口座とつながることで、すでにつながっている給与と合わせると個人の資産状況はまるまる国に把握されることになります。銀行でみれば、個人がどこからいくら給料をもらってどこへいくら送金したかを知られているということです。

 

今実施されている給付金や税金や社会保険料は所得つまり給料ベースで計算されていて、すでに持っている預金などの資産は考慮されていません。

 

それは個人が資産をどれくらい持っているかがわからないからです。銀行と証券の金融機関とマイナンバーがつながると所得だけではなく資産も含めた計算が可能になります。生活保護の不正受給などがなくなるのは賛成ですが、ここまでの情報を国に把握されているのは不気味な感じがするのは私だけでしょうか。