内部被曝の対策

内部被曝の多くは呼吸や飲食等の人が生きる為に必要なことを通じてもたらされます。完全に避ける方法はありませんが、宇宙服やそれに類する装備をして安全が確認されている物だけを飲食すれば避けられます。実際に放射性微粒子が浮遊している現場で作業する人はこれに近い装備や注意をしています。

 

そうしたことが如何に日常生活と如何にほど遠いか想像すれば分かります。ですから、放射性微粒子が浮遊する空間にわざわざ身を置いて内部被曝を避ける事は現実的ではありません。呼吸に関しては逃げるに如かずです。飲食に関しては安全性の高いもの以外は口にしないと云うのが原則です。例えば魚は肉に較べて被曝する可能性の高い食材です。

 

放射性セシウムがどのくらい含まれているかだけが重視されていますが、実際には放射性ストロンチウムが多く含まれているが放射性セシウムは少ないという魚が流通している可能性は十分にあります。魚の小骨や皮にはカルシウムが豊富に含まれていますが、汚染された水域で育ったり汚染された餌を与えられたりしていれば放射性ストロンチウムを多く含む可能性が高まります。

 

運が良ければそうした食材を食べ続けても何らの影響も受けないのでしょうが、運が悪ければ白血病で死ぬかも知れません。確率的影響は笑っていたら避けられると云う非科学的な現象ではなく、食材選びと下ごしらえと調理方法で避けるべき物です。特に飲料の中では牛乳に不安を感じている人が大勢居ます。放射性セシウムが殆ど含まれていない牛乳であっても、放射性ストロンチウムが多く含まれている可能性があるにも関わらず、これも測定公表されていないからです。

 

乳牛に与えられる餌の中でカルシウム補給を重視して与えられる餌はそれ専用の成分です。ですから牛乳に関しては避けるのが賢明かも知れません。