放射能に対する不安な気持ち

信用できない凍土壁

 

福島第一原発にて汚染された地下水を止めるべく、巨額の建設費を投じて作られている凍土壁ですが、有効性が無く汚染水を止められていないのが現状です。なぜ放射性物質の飛散を防ぐために、コンクリート壁など短工期で確実性のある手法を取らずに、成果の出ない凍土壁に拘っているのか分かりません。東京五輪誘致の際に安部首相が福島第一原発はアンダーコントロールされていると堂々と宣言していましたが、結局のところ打つ手無しなのが現状だと思います。政府の原発対策や放射性物質の拡散に対して不安に思っています。

 

そして、放射能の事など誰も口にしなくなった。

震災が起こったのは、息子が生まれた年でした。まだ3カ月の赤ちゃんを抱えて、家を飛び出したのを覚えています。私の住む地区では飲料水の汚染が伝えられたあと、赤ちゃんのいる家庭にだけ飲料水が配布されました。あれから5年、飲み水や料理に使う水だけは相変わらず、ペットボトルの水を取り寄せて飲んでいます。日常的に野菜類の産地をチェックして買う事も続けています。しかし、来年息子が小学校に上がれば、給食が始まります。どれだけ自分が注意しても、息子の口に汚染された食物が一定量入ってしまう事は防げません。周りのお母さんは、まるで震災などなかったかのように、誰もそれに対する不安を口にしません。それも怖いです。放射能は無くならないと散々言われていたのに、これは一体どういう事なんでしょうか…

 

自分の中でも薄れゆく危機感

ガイガーカウンターを持ち歩かなくなったのは何時からだったか…当時は子供を砂場で遊ばせてあげる事すら出来ませんでした。歩き始めたばかりの長男を外に連れ出してやる事もできませんでした。それなのに、今は平気で落ち葉の中を転げ回らせ、砂を食んでも笑って受け流している自分がいます。ダメだと思います。それでも育ち盛りの子供の遊びを制限してしまう事が果たして良い事なのかわかりません。えらい人の言う事は全く信じる事ができないし…例えばチェルノブイリを経験したロシア人が私のやってることは間違ってないと断言してくれればいいのにとときどき思います…